たまりごはん

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「女神の継承」と「バズ・ライトイヤー」を1日で観た記録② ~女神の継承編~

タイトル通りの1日を過ごした2本目の記録。

まず、女神の継承の公式サイトはこちら
バズ・ライトイヤーこちら

そして、バズ・ライトイヤーの感想記事はこちら ※投稿後に更新します
この記事では女神の継承だけのお話をします。
ちなみに、考察はしません。思ったことを延々と垂れ流すだけです。

とにかく、ミンちゃん可愛かった。

終盤にかけてなんやかんやしてミンちゃんすんごいアレな感じでアレなんですけど
演技力というかこれだと表現力かな。ものすごいです。

ざっくりとしたあらすじ。

タイの土着信仰文化のお話です。
とある祈祷師にスポットを当てて密着取材をしていくうちに
エクソシストに発展して大惨事!!

今北産業で解決できる内容です。
ただし、フラグに次ぐフラグ、
ジャンプスケアにPOV視点や暗視モードによる演出に
モキュメンタリーで進められる展開と、
観客を怖がらせるための仕組みがてんこ盛り。

これはホラー映画好きならハマるし評判いいのもわかる…

ホラー映画にありがちな軽率さと
モキュメンタリーにありがちな「最終的に誰が編集した?おん?」と
言いたくなるような明らかなフィクション。
終盤のたたみかけるような非現実。
全部が積み重なって怖いけど怖くないといういい塩梅の時間が過ごせる。

そしてなにより足りない説明のなんと多いことか。
大人によるオタクへ向けた挑戦状くらいの質が存在する。

そんな感じであとからこうして感想をしたためるくらいには楽しめました。


ここからはネタバレでも。

大きくわけて、
①密着取材編 ②呪いの脅威編 ③頂上決戦編
の3つかなと思います。

まず①密着取材編から。当たり前ですが一番平和でした。
祈祷師ニムの安定感というか能力の強い巫女さん感ハンパないです。
この祈祷師の信仰対象が女神バヤン。
バヤンの巫女としてニムの家系の女性が選ばれ継承されていくというもの。

継承されるには体調不良から始まって、女神を受け入れ継承の儀を行うまで続くとか

その前提をもって②呪いの脅威編に向かいます。
ニムの姪にあたるミンが体調不良に悩まされ始めます。
巫女の継承なんてさせない!と、ミンの母が奮闘しますが
ミンの状態は悪化していく。

と、ここまで書いて気付きましたが、
あらすじ書くためにブログ書いてないので飛ばします。

そこからなんやかんやあって、ミンの体調不良はミンの父親の家系の負の遺産
先祖が人を死なせることを生業としていたことや犬肉販売をしていたことに起因する
呪いということが判明。
調べてみたけどタイには犬食文化はない、ということしかわからなかった。
(日本で言う、ヘビやカエル、猫とかのむやみに殺すと災いが…みたいなのないのかな?)

で、結局なんやかんや呪いの進行が止められず
呪いを祓うために③頂上決戦編 になるんですが、
ここからがとにかくパーリナイの始まりです。

ちょっと話戻るんですけど、
ミンの状態悪化の一つに夜中の奇行というのがあり、
盗撮で全部記録していくんですよ。ここがもう完全にエクソシスト
一番やばいジャンプスケアがあるのは深夜の奇行シーン。
苦手な人は心した方がいい。
私はまんまとやられました。声だけは出なかった。
というか、縛れよ。って思ったのは私だけじゃないはず。

そしてこのシーンからクライマックスまで怒涛のグロシーンの開催です。

ミンの呪いを解くために、ニムとサンティが結託して
大儀式をやろうとするのですが直前でニム死んじゃうんですよね…
万能そうでこの人に任せればどんな呪いでも解決できる!という空気があったのに
ショックを受ける視聴者。そして登場人物。

不安が残るまま儀式当日を迎えサンティの壮大なマントラ!!
祈祷師の見せ場その2!(その1はニムのミン兄用のあそこだと思っている民)

ボルテージも最高潮になるなか、ミン(仮)の誘惑に負けドアを開けてしまうのは
耳なし芳一とかに見られる呼ばれても返事しちゃいけないみたいな
言い含めはなかったのか!取り乱しすぎだよ!!!なんなんだ!!!と
憤慨もしましたが、結局それどころじゃなくダメだったということですよねぇ…

このドアを開けるところから一気にやばいことになるので、
もしここでドアを開けなかったら、もしかしたら大惨事はなかったのでは。
なんて思わなくもないんですよねぇ…

いろんな考察見てると絶対にこれは分岐点になりえない派が多数なので
そうなのかぁ…としょんぼりしています。

しょんぼりは置いておいて、
怒涛の大惨事ですが同時多発的にいろんな惨事が起きていってマジでパーリィです。

人間に乗り移ったなにかたちが乗り移られていない人間を
どんどん殺していくのですが、基本攻撃は噛みつき。
そして四つん這い。どこかで見たと思ったら、犬…??

儀式現場外周にいた追われたカメラマンのおなかから
見えちゃいけないものが見えてたのは
せっかく逃げ切れそうな彼ではありましたが救いがないの、良かったです。
その彼が襲われながらもうまく逃げて絶望に繋がるシーンの演出好きです。

とにかく最後はどうしようもなく大惨事です。
そして最後のインタビューね。

本当に信仰は存在するのか。
私はあると思いましたよ。

劇場二回目は無理だけど、
考えるのも感想みるのも楽しいからいい映画だったんだと思います。

ホラーが好きなら今夏の良ホラーとしてリストインしていいと断言できる。
そんな映画でした。現場からは以上です。

「女神の継承」と「バズ・ライトイヤー」を1日で観た記録① ~バズ・ライトイヤー編~

タイトル通りの1日でした。

まず、女神の継承の公式サイトはこちら
バズ・ライトイヤーこちら

忖度なしで貶すことも褒めることもする記事になると思う。
それくらい、いろんな意味で微妙だった。

期待しすぎたバズ・ライトイヤーからにしよう。

正直「ディズニーだから」「あの、トイ・ストーリーの派生だから」
「見た人みんな絶賛してたから」と、
ガツンとくるような良作が迎えてくれると思っていた。

迎えてくれなかった。(※あくまで個人の感想です)

理由はたくさんある。

ストーリーから書こう。
あらすじもなにも読まず、映画を1回観ただけの小学生メモリーによる記述なので
間違っていることがあれば教えてほしい。

故郷から離れて人が住める惑星を探し出し、
安全を確保したうえで船に一緒に乗っていた研究者たちが惑星の調査を行い帰還する。
という、任務を背負ったスペースレンジャーのお話。
初手で宇宙船ぶっこわして調査に降り立った惑星に住み着いちゃうんですけど。

で、なんやかんやしてそのまま永住すっか。ってなってしまう船員たちと
故郷の惑星へ帰りたいであろうと信じてやまないバズのすれ違い通信みたいな
なんやかんやをして、最終的になんやかんやして解決。ってなるお話。(雑)

詳細は映画見たらいいと思う。1年後にはDisney+で観れるよ。

映画の始まりにアンディのところにバズがきたことと、
アンディがバズの映画が好きだったという字幕が流れたところは
一番期待度が高かった良演出だった。

バズとザーグが親子な設定はスターウォーズパクオマージュだって話は聞いてたので
ハイパースピードがハイパースペースに酷似している点も
今回のオマージュはこれかwと、思えたのはとても良かった。

ソックスもかわいかったね。
CGも相変わらずすごいクオリティだし
なんならサンドイッチのしつこいくらいのしつこさが
アメリカ映画こういうとこあるwwwとちょっとテンションあがったくらいだった。

細かいところとかアクションやタイミングの妙の緊張感とかは
絶賛に値するほどのクオリティだったと思う。

 

ただ、ここからは素直に両手離しで素晴らしいを言えない理由を書きますが

バズのちょっとズレた熱血漢なところを延々と見てた感覚がしていた。
そうだ。バズってこういうキャラだった。という感情で
上映時間ほとんどを使ってしまった。もったいなかった。

結果、
「このヒーローで子供はカッコいいと思うのだろうか」とか
「大人でも感情移入も理解もしづらい展開なのに子供はこれ楽しいのだろうか」という

疑問がずっと残ってしまったことが一番の残念だったと思うところだったかなと。


たしかに要所要所で面白いと笑いが起きるようなシーンは挟まってた。
でもねぇ…っていう。アナと雪の女王2を見た時の感想とまるっきり一緒。

あとこれはすんごい難しい話でしかないし文化の問題だし、
日本で平和に暮らしている自分では想像もつかないようなものなんだろうけど
 同 性 愛 推 し す ぎ じ ゃ な い ?

途中、理屈や説明なく同性婚で子供ができたのも気になってしまった。

なんか「純粋にヒーローが活躍している映画」を見に来たハズなのに
ヒーローは信頼した人以外全拒否だし、意固地だし、周りがはやしたててるだけで
本人もヒーローだと思ってるけど、設定だけのヒーローじゃないか?と思ったし
同性愛はいいとしても同性で妊娠して物理法則すっとばして余計なリソース捌かせるし

なんて映画を見に来てしまったんだ。


いや、ほんと、劇場じゃなくてDisney+待てばよかった。

最近見た新作だと
スニーカーシンデレラも私ときどきレッサーパンダもめちゃめちゃ良かった。
それだけに、なんで……?って気持ちが抑えきれない結果になっちゃったの
残念だったなぁ…

言っておくけど、好きな人は両手離しで好きだと思うよ!!!